お利口?それともおバカ?
絵夢がボールで遊んでいて、ボールがケージの下に入ってしまった。
何とか自力で取り出そうとする絵夢。
なにを思ったのか、ケージの中に入り、床を掘り出した。
それを見てわたしは「絵夢賢い~!」と叫んだのだが、ダイスケの父は「バカだなぁ」と言った。
下にもぐりこんだボールなら、上から取り出そうと考えること、おバカでしょうか?
わたしはかなり賢いと思うのですけどね。
絵夢がボールで遊んでいて、ボールがケージの下に入ってしまった。
何とか自力で取り出そうとする絵夢。
なにを思ったのか、ケージの中に入り、床を掘り出した。
それを見てわたしは「絵夢賢い~!」と叫んだのだが、ダイスケの父は「バカだなぁ」と言った。
下にもぐりこんだボールなら、上から取り出そうと考えること、おバカでしょうか?
わたしはかなり賢いと思うのですけどね。
木曜日、ダイスケの父が花束を買ってきた。
当然私は誕生日の花束だと思い、一瞬喜んでしまった…。
なのに花束を絵夢に差し出し、「絵夢ちゃ~~~ん、退院おめでとう!」と言う。
そうですかそうですか。
照れてるんだと思うが、そういうところが駄目なんだよね。
なんで素直に「誕生日おめでとう」って渡してくれないのかなぁ。
そうしたら単純なわたしはすっごく喜んで、3時間は優しくしてあげたのに。
「ケーキにしようと思ったんだけど、お前あんまり食べないだろ」と花束にした経緯を話し出した。
最初スーパーの花屋に行ったら、アレンジだ出来る人が休憩中で「鉢物」とか「ブリザーブドフラワー」を勧められたそうだ。
それでは困るので、帰宅途中にある小さな花屋に寄ったとか。
そこで買えなければ、ケーキにするつもりだったと。
まったくもう!
一から教えなきゃいけないのかなぁ。
花でもケーキでも、モノじゃなくて大事なのは気持ちだってこと。
買ってきた花じゃなくても、「おめでとう」の一言を添えたら、その辺に咲いている「オオキンケイギク」でも女は喜ぶんだから。
残念な人だ…。
というのも、その日は朝からお祝いメッセージやプレゼントが届き、自分の中では「還暦って特別~!」と盛り上がっていたからだ。
しかも絵夢が退院してきてルンルン♪
恥ずかしいのは分かるが、そんなに恥ずかしかったら花にしなきゃいいのに。
結局「ありがとう」というチャンスがなかった。
「絵夢ちゃん、よかったね~、お花貰って」とイヤミで言ったが、どうやら感じてないらしい。
そんな不機嫌も3秒で収まったのは、やっぱり絵夢!
心配していたご飯も完食したし、薬も飲んだ。
綺麗なウンチを出してくれたし、ボールを持ってきて「遊んで遊んで~」と元気がいい。
絵夢がいればなんにも要らないと、心から思った。
というわけで、絵夢に救われたダイスケの父でした。
昨夜めでたく、絵夢が退院してきた。
6月の4日(火)に入院してから9日。
長い長い絵夢の不在は、我が家にとっての一大事だった。
4月の中頃からお腹の調子がよくなくて、一進一退を繰り返していたが、一進二退になり、二退三退くらいになり、ついに先生から「完全によくなるまで預からせてください」と言われてしまった。
それはもう勿論こちらからお願いしたいことだった。
病院ではいい子なのに家に帰ると「食べない飲まない(薬ね)」が始まり、嘔吐と粘液と血の下痢になる。
「食べ過ぎたとか、アレルギーのあるものを食べたとしても、こんなに長引くのはおかしい。お腹で何かが起こっているとしか考えられない」と言われ、「エルちゃんと同じ病気かもしれません」とも言われた。
でもエルは手の施しようがなくなってから病院に駆け込んだので、「絵夢ちゃんは回復できる」と言われた。
その言葉をお守りにして入院させたが、絵夢がいないことがこんなに辛いものだとは想像できなかった。
入院した翌日は病院が休みで、先生はもうひとつの病院に行く日だと言う。
その病院は絵夢が避妊手術をした病院。
「絵夢ちゃん連れて行きますから」と言ってくれたが、絵夢はその病院が嫌いで、抜糸の日車の中でウンチをもらした。
絵夢の気持ちはともかく、わたしとしては安心。
毎日病院に電話をかけて、様子を聞いた。
最初土曜日くらいには退院できるかも…と言われていたのに、なかなかウンチ君が登場してくれず長引いてしまった。
ダイスケの父は我慢が出来ず、日曜日に面会に行った。
わたしは車の中で待っていたが、ダイスケの父は目尻をぬぐいながら出てきたから、(ほ~らね)と思った。
会いたいけど、連れて帰れないのに顔だけ見せて帰ってくるなんて出来そうもなかった。
絵夢は凄く喜び(当たり前じゃん)、帰る時はひゅんひゅん泣いてたと言う。
次の日先生に「夫が帰ってから絵夢はどうでしたか?」と訊いたら、「しばらく泣いていましたがすぐに諦めましたよ」という返事。
やっぱり絵夢は外面がいいのだ。
でもそこからが長かった。
「一日千秋(いちじつせんしゅう)」、「お金を払ってでも買いたい時間」とはこういう時を言うのだと思う。
毎日が長かった。
絵夢がいないのだから、絵夢がいると出来ない家事をやればいいのに出来ない。
テレビを観ても、大好きなドラマや映画が観られない。
食欲がないから食事も作りたくない。
そんな時は、積極的に「どんより」するに限る。
一日一回病院に電話して、「元気ですよ。ご飯も食べてますし、ウンチも綺麗です」というのを聞くのが唯一の楽しみ。
(元気で食べて出してるなら退院できるんじゃないの?)とも思ったが、「点滴をやめてから、綺麗なウンチを何回か見たい」という先生の言葉は納得できる。
そして、6月13日!
ワタクシの60回目の誕生日♪
朝からお祝いメッセージを沢山頂いた。
どんよりの気分が上がってきた!
しかも「木曜日には退院できますよ」と言われていたので、いつでも出かけられるように準備して電話を握り締めた。
9時から診察が始まるので、8時58分から「甲斐動物病院」を表示させ、9:00になったらプッシュできるよう、まるでコンサートチケットを取るときのような
気合だった。
なのに…。
「午後の診察時間なら、何時にお迎えに来て頂いてもいいですよ」。
午後~~~~~ッ?
午後の診察時間と言ったら、5時ではないか。
5時ということは今から8時間もあるわけで、その間わたしはどうすればいいの~~~~?
ソファに倒れこみ、しばし泣いた。
でもダイスケの父が絵夢に会うのを楽しみにお昼に帰ってくるおそれがあるので、「退院は夕方」とメールを打った。
返信も来やしない。
お昼近くになって、「帰るけど何か食べたいものある?」と電話がかかってきた。
「誕生日だから食べたいもの買って帰るよ」と言ってくれたが、夫の帰り道にあるのは、「マック」「吉野家」「すき家」「ロッテリア」くらいしかない。
家にパスタの冷凍があるので、何も買ってこなくていいと答えた。
二人でどんよりどよどよ…。
そして、4時半!
ルンルンランラン♪で出発~!
駐車場に4時50分に着いてしまった。
もう患者さんがぞくぞくと3組入っていったが、わたしは5時まで待つのだ!と車から出なかった。
5時に入ると一番に「鈴木さん」と呼ばれた。
絵夢は診察台の上で待っていた。
尻尾ふりふり、「早くこっち来~~~いッ!」と怒っていた。
抱っこすると、軽い…。
体重は6.9キロ。
先生からお話を聞き、「一番大事なのはご飯」と言われた。
これからは治療食(ロイヤルカナンの「消化器サポート」)のみ。
とにかく「がっつく」よう、30グラムをふやかして一日二回。
三回食べさせるなら、一回20グラム。
薬も同じくロイヤルカナンの「消化器サポート」の缶詰で包んで。
夜のご飯と薬はもう済ませたというので、わたしの勝負は朝ご飯から。
がんばるぞ!
多分今日絵夢が退院できる。
病院ではお利口さんでご飯も食べるし薬も飲む絵夢。
なのに家では食べない飲まない。
そこでケージを引っ張り出してきた。
やすこちゃんが、「病院はケージの中でご飯食べるから、ケージの中で食べたらどう?」と提案してくれた。
「食べたら出られる」というシステム。
このケージ、実家で猫用に使っていたものを貰ってきた。
エルが来た頃、ダイスケにちょっかいを出すのでダイスケを入れておいたのだ。
本当は後から来たエルを入れるべきなのだが、エルはケージにおとなしく入っているような子ではなかった。
蓋をしっかりしてあるのに、はねのけて脱走を繰りかえし、疲れたわたしはダイスケを避難させることにした。
そのうちダイスケも慣れ、すぐにしまわれたケージだが、絵夢が誕生し家にくる時にまた組み立てた。
でも絵夢が「出せ」と言ったわけではないのに、早い時期から一緒に寝る生活になってしまい、ケージの仕事は終わった。
もう捨ててもいいだろう…と思っていたが、エルが入退院を繰り返した頃再び登場。
しかしエルも絵夢も入ることはなかった。
今回このケージは、「絵夢にご飯を食べさせる」というミッションを成功させてくれるだろうか。
昨日の夜は早く寝た。
早く寝たら早く朝が来るからね♪
本当は8時半に家を出て、9時に病院の駐車場から電話して「退院できますか?」と訊こうと思ったが、万が一「まだ」と言われたらちゃんと運転して帰って来る自信がない…。
「お金を出してでも買いたい時間がある。それは『待つ』という時間だ」と、何かに書いてあった。
そんな気分の毎日だった。
絵夢がいてくれれば、もう他はなにも要らない。
6月15日(土)の夜から、山陰の旅を計画していた。
日本全国かなり旅しているほうだと思うが、萩・津和野には行ったことがない。
学生の頃友人と行く計画を立て、宿も押さえてあったが友人の都合で行けなくなった。
そして去年、GWに行こうと計画したが、思い立ったのが遅かったので宿が取れなかった。
急遽紀伊半島を巡る旅に変更。
これはこれで面白かった。
今回は3度目の正直である。
珍しく仕事も沢山休んでくれるというし、代わりに仕事に入ってくれる人も快く承諾してくれた。
16日(土)は、ダイスケの父が仕事から帰ったら、食事してお風呂に入って8~9時に出発。
名神、中国自動車道を走り、七塚原SAで仮眠。
16日(日)は七塚原SAから美弥JCから31号で秋吉台へ。
36号191号で仙崎。
ここは「金子みすず」の生まれた所。
その夜は「ホテル長門はらだ」に宿泊。
6月17日(月)は萩の観光。
夜は大田市二摩天河内の「湯迫温泉旅館」宿泊。
6月18日(火)は出雲大社、石見銀山、松江など。
夜は大山の「ホテル旬香」。
ここは去年GWに鳥羽「旬香」に泊まり、感激したホテルの姉妹店。
犬のためのホテルとしては、今まで泊まったところではNO.1だ。
予約の時に犬の名前まで訊いてくれるからね。
そして部屋番号の下に「絵夢様」と名前を貼ってくれるのだ。
6月19日(水)は鳥取。余部(あまるべ)。
夜は京丹後市の「砂の館」。
ここは民宿だけど、目の前が「鳴き砂」の浜なのだ。
マナーパンツ着用が条件なので、絵夢もマナーパンツを購入した。
6月20日(木)は京都縦貫道と名神で帰ってくるという予定。
その旅行の宿を、キャンセルした。
ダイスケの父の宿の条件は「温泉」と「部屋食」。
絵夢を留守番させて、別の部屋では食事したくないからね。
部屋食でない宿も、別料金を払えば部屋食に変更してくれた。
こんなにいい旅行計画、めったに立てられない。
しかし、絵夢が先週火曜日から入院していて、日曜日くらいには退院できる予定だっだのだが、旅行には連れて行けそうもない。
先生が「お預かりしますよ」と言ってくれたが、「絵夢と行くための旅行なんです」と言ったら、「そうでしょうね」と一言。
絵夢を預けて旅行に行く気は全くないので、「中止」の決断は早かった。
また秋にでもリベンジすればいいから。
それにしても、「萩・津和野」は遠い。
いつもなら、家を出て7分後には駐車出来ている「アピタ」に出かけた。
歩いても7分だからね。
毎朝観ているドラマが9時53分に終わるので、絵夢に「お留守番ごほうび」をあげて出かけると、10時2分に「マイ駐車スペース」に停められる。
駐車スペースのはじっこは、前進していってそのままバックしないで駐車が出来る。
出る時も楽チン。
なのになのに、昨日は駐車場(しかも屋上! 係員のおじさん付き!)に入るまで45分かかった。
わたしは係りのおじさんに指示されて、一台しか空いてない場所に駐車なんか出来ない。
一瞬その列に入るのはやめて、大曽根にあるイオンに行こうかとも考えた。
でもわたしはイオンまで一人で行ったことがない。
イオンへの挑戦と渋滞したアピタとどっちがいいか…。
答えはすぐ出た。
「アピタ!」
家の駐車場を出た時に、千代田橋が見える。その時橋の上の渋滞に気づけばこんな事態は避けられた。
ちょっと時間をずらせば渋滞はなくなるから。
アピタでイベントがある日は、時間帯によってめちゃくちゃ道路が混むのだ。
昨日は「お客様感謝デー」。
いろんなものが5%~30%安くなる上、葉書を持っていくと、5000円で出来る抽選が何も買わなくても1回出来る。
ま、そんなものに釣られていったわけではないが、今日が結婚記念日なのでダイスケの父へのプレゼントを買わなくては!と出かけた。
プレゼントと言っても、ささやかなものだけどね。
土日祝日以外は「満車」にしている屋上も、いっぱいだった。
バックしなければ停められない場所だったが、頑張った。
まず手ぶらの状態で2階で買い物。
抽選会場も2階なのだが、レシートの合算で抽選するから、後で1階でも買い物をしたい。
買うものは前から決めてあったのですぐに手にしたが、ここからが大変。
レジに並ぶ列の長いこと。
お兄さんが「1番へどうぞ」「3番へどうぞ」と指示している。
並んでいる時、後ろのご婦人に「カード持ってないと安くなりませんかねぇ」と男の人が声をかけてきた。
「何も知らずに来たんだけど、20%って大きいですよね」という。
エスカレーターの前でカードは即日発行してくれるが、教えてあげようかな…と思っていたら、ご婦人が「いいですよ」と承諾した。
カードは見せればいいだけなので、男性は「ありがとうございます」と品物と現金を渡した。
めでたしめでたしである。
1階で購入した食品が重かったので、カートで2階へ戻ろうとしたら、今度はエレベーターの渋滞。
みんなカートを持っているので乗れないのだ。
エレベーターは6基あるのだが、2階に行くのに随分かかった。
そしてこれは想定内だが、抽選会場の列。
目の前に賞品が並んでいる。
(自転車は乗らないから要らないのよね~)(扇風機も間に合ってるし)(バリスタはちょっといいかも)(お米は沢山あるしぃ)
3回抽選して、3回とも白い玉でした…。
スナック菓子5種類から好きなものを選ぶんだけど、「カッパエビセン」を3袋貰いました。
前回は「入浴剤」だったから、ハズレも嬉しかったんだけど。
当然帰りも渋滞。
立体駐車場なので、行きは急な坂道の途中で止まるのが嫌だったが帰りはブレーキ踏むだけなのでルンルン♪
家に帰ったら絵夢がご立腹。
買うものが決まっている日の買い物は、往復の時間を入れても30分以内で帰ってくるから、2時間は長かった。
午後からは疲れてぐったり。
人混みが苦手になったなぁ。
エルには及ばないが、絵夢もボールが大好き。
しかも喜ぶのは一種類のボールだけ。
エルが拘っていたのと同じ柔らかい笛のついたボール。
このボール、前はどこのペットショップにもあったのだが、最近は一回り小さいタイプになってしまったのか、同じものがないのだ。
それがダイエーの地下一階、食品売り場のペットコーナーにあった。
「全部買おう!」と意気込んだが、二つしかなかった。
絵夢はエルと違い笛は取らない。
エルは袋からボールを取り出すもの得意だったが、笛を取り出すのも得意だった。
そして、鳴らなくなったボールには見向きもしなかった…。
絵夢は夕食後が「ボールタイム」と決まっている。
投げてくれ~とボールを咥えてきて、ポトンと落としじ~~~~っと見ている。
無視すると、ダイスケの父の足にボールを押し付けてクッチャクッチャ噛み始めるのだ。
濡れたボールは気持ちが悪い。
やめてくれ~とボールを遠くに投げる。
絵夢の作戦勝ちである。
一度投げてもらったら、自分が満足するまで繰り返す。
途中で止めさせたい時は、「ヒヅメ」の出番だ。
ボールを隠してヒヅメを渡すと、すぐにヒヅメに飛びつくのだが、遊び足りない時はヒヅメには見向きもしない。
ある程度疲れさせないといけないのだ。
そんな絵夢を河川敷で遊ばせる。
彼女は緑地公園や山下公園での散歩が多く、河川敷にはあまり行かない。
公園ではボールが投げられないので、河川敷はありがたい。
エルは階段を下りたら、お座りをしてお尻をクニクニ動かしていた。
一秒でも早くボールを投げて欲しかったから。
絵夢はまだその域には達していない。
散歩のバッグからボールを出すと、遊ぶ体勢に入る。
しかし…。
問題は投げたボールまでは走っていくが、咥えて戻って来ないことだ。
投げた本人が取りに行かなければならないシステムなので、人間のほうが早く疲れる。
これからの季節は、部屋の中でのボール遊びしか出来ないだろうなぁ。
熱中症などの問題以前に、飼い主がバテるから。
ボールを投げるのも、体力が必要だ~!
次の日の朝は、コテージで朝食兼昼食。
この日はわたしとジョナサンの「飯盒炊さん対決」が企画されていた。
ジョナ家もキャンプをしていて、飯盒は得意といっていた。
いざ、勝負勝負!である。
姑息にもワタクシは、新しい飯盒を購入。
家で2回練習しちゃった。
でもガスコンロじゃ練習にならないんだよね。
で、勝負しましたよ!
お互い3合(お米は新潟産のコシヒカリ。寒梅さん提供ね)を、炭火で炊きました。
しかし、この炭火に問題がありました。
「はじめちょろちょろなかぱっぱ」の「なかぱっぱ」になかなかならない。
「あかごないてもふたとるな」の蓋も取りようがないくらい火が弱い。
弁解するつもりはありませんが、「火」の担当はダイスケの父です。
結果を申し上げますと、ジョナサンのご飯のほうが美味しかったです…。
でも6合炊いて、みんなが食べてくれてご飯が足りなくなって、アケチャンちからご飯を貰ったくらいだから、両方美味しかったんだよね?
だっておかずは「朴葉みそ」だから、ご飯が売れたのよ。
あとは「瀬戸焼きそば」をちょびちゃんジョナキョンが作ってくれたし、昨日食べられなかったお肉やかまぼこもいっぱい!
ウインナーもね。
このウインナー、なべっちが「焼いて食べよう」と山荘から運んでくれたんだけど、ちょいと焼いたら止まらなくなってみんなが来る前になくなっちゃいそうだった。
そこでダイスケの父が一言!
「なべっち、ウインナーなんかもってこなかったよなぁ!」だって。
こうして歴史の真実って歪められるのよね。
お昼を食べて、我が家と寒梅さんち以外はご帰宅。
山荘で集合写真を撮って解散しました。
美味しく楽しい時間はあっという間。
でもだからこそ、「また遊ぼうね~~~ッ!」と心から言えるのだ。
みんなが帰っても、ろさがいる!
キャピキャピろさと遊んだよ。
みんなこんな時期があったんだよね。
春のオフ会でうちに来た時より大きくなっていたけど、今度会う時はもっと大きくなってるんだろうなぁ。
小さい子だから、大きくなれよ~と思っているのに、この小ささのままいて欲しいと思う気持ち。
ろさ、大きくなって頂戴。そして今の天真爛漫を忘れないでね。
夜はBBQ。
極上ホルモンを炭火で焼いたから、言うことなし!の美味しさだった。
「島らっきょう」を味噌で食べたけど、これまた後引く美味しさでやめられない。
朝は一夜干しのイカと缶詰。
ご飯と味噌汁。
寒梅さんを見送って、ゴミ出しに。
朝早かったから、「ジュラシックパーク」には人が並んでいない。
正式な名前は違うのだが、とにかく恐竜のいる人気テーマパークなのよ。
チャンスだ!
絵夢をダイスケの父に頼んで、一人でカートに乗り込んだ。
わたしの前も後も、子供連れの家族4人。
でも係りのお姉さんは、あたかも今から危険な場所にいくという設定で説明をしてくれる。
出発してハラハラドキドキ。
左にいつも利用しているキャンプサイトが見える。
恐竜はまだ現れない。
多分誰かと乗っていたら冗談でも飛ばしながらだから怖くはなかったと思う。
でも一人なのだ。
最初の恐竜が出現するまでの時間が一番怖かった。
最初の恐竜は動かないし声も出さなかったのだが、カートが進むにつれていろいろ出てくる。
しかも受付で説明してくれたお姉さんが、ジープに乗っているのだ。
わたしは手を振って「ご苦労様~」と挨拶をした。
しかし…。
そのお姉さんは、人形だったのよ。
そこから地獄絵図が始まるとも知らず、せせらぎやスミレの花を見てルンルンしていたのに、お姉さんが食べられてる~~~ッ!
ヤメテ~~~~ッ!
馬鹿にしていた分ショックは大きく、これって子供に見せていいの?という感じ。
お盆もGWも90分待ちは当たり前だから、誰も並んでないのはラッキーと思って見てきたが二回はいいかな…。
そして戸締りをして鍵を返し、我が家へ帰ってきました。
素敵なコテージ。
ここなら一泊でも思い立ったら来られるね…という意見で一致した。
だって何にも要らないんだもん。
暖房器具はあるしね。
ただ二人と絵夢だけでは寂しいから、「有加ちゃんキャンプ行こう~、ちょびちゃんキャンプ行こう~」って誘うんだろうな。
誘われた不運なあなた、時間があったら付き合ってね。