肉好き酒好き大集合! 初夏の高鷲は酒池パグ林♪ その2

何を食べたかといいますと。
手作りソーセージ、石釜焼きのピザとトルティーヤ、チリコンカーン、山菜おこわ、極上の肉とホルモン、尾道の美味しいかまぼこ、なんちゃって瓦蕎麦、ワインにぴったりゼリーの吹き寄せ…etc。
種類も凄いが量も凄い。
お酒も凄いよ。
シャンパン、赤ワイン、ビールは勿論日本酒も。
このへん、「酒池酒池肉林酒池肉林」。
夕闇が迫る山荘のベランダから見る景色は最高!
幸せって、こういう時間をいうんだね~。
とっても大きい悲しみがあって、その悲しみを共有出来る仲間がいて。
足元でパグがわらわらしていたけど、みんなの心にはもっと沢山のパグがわらわらしていた。

今回の一番の「ご馳走」は、寒梅さんちのろさだった。
一つ一つのしぐさに、パグ飼いはズッキュ~~~ン!
やられてしまった。
そして嬉しかったのは、ぱんちの若返り。
目の輝きが違う。
人間の男が、「畳と女房は…」と言ったら蹴飛ばしてやるが、パグなら許す。
ぱんち! 若いろさからいっぱい元気をもらうんだよ♪

さて、今回のメーンエベントは「手作りソーセージ」。
アケチャンがもくもくファームから「手作りキッド」を取り寄せたのだ。
塩漬けの「腸」もね。
味付けのレシピも、もくもくファーム。
こねこねしたお肉を、注射器みたいな器具に入れ、腸に注入していく。
と書けば簡単そうだが、なかなか大変なのよ。
塩漬けした腸を水で戻し、それを器具の一部に装着しなければいけない。
この作業、慣れると面白い。
案外腸は丈夫なのだ。
ちょっと乱暴に扱っても破れない。
そりゃそうだよね。
腸が簡単に破れたら、お医者さん忙しくて大変だもの。
「腸って丈夫だね~」
「チョウだね~」
と作業は賑やか。
いよいよその腸にお肉を注入する段になって、案外力が必要だと分かった。
こんな時はたーくんの出番ね。
なにしろ一番若いんだから。
スルスルスルスル腸に肉が詰められていく。
その作業が終わって、ソーセージらしく形成するのが大変だった。
あんまり長いから、いすに登って作業をしなければならない。
そして出来上がったソーセージを茹でるのだ。
出来上がったソーセージの美味しいこと!
これを燻製にしたり炭火で焼いたり。
「グラム480円は取れるね!」というのが、みんなの意見だった。
その間、ケイチャンは石釜の前でピザを焼く準備をしてくれていた。
「ピザ職人」はひたすら焼いて焼いて、「美味しい~~~!」「最高~~~~!」という絶賛を生で聞くことなく、ホントに申し訳なかった…。

テラスでの夕食に区切りをつけ、リビングで飲み直しながら、「第1回全プロ」のビデオを鑑賞した。
懐かしい~~~~ッ!
動くダイスケも写っていた。
みんなきっちり12年ほど若かったから、悲喜交々の年月に感慨無量。

私達はコテージに帰って宿泊。
その前に「テント」の中の寝袋に寝かせてもらった。
暖かい…。
そりゃそうだよね、寝袋は布団に包まれていました。
寝袋IN布団。
ここで有加ちゃんとちょびちゃんは朝を迎えたそうです。
午前3時半まで、「人生ゲーム」をしながら。
「有加ちゃん」と「テント」は北極と南極ほど程遠いものだと思っていたけど、楽しめてよかったね~。
これをきっかけに、これからもアウトドア挑戦してね♪

カテゴリー: ダイスケとエルとエムの日記 — daisuke 5:50 PM  コメント (8)

肉好き酒好き大集合! 初夏の高鷲は酒池パグ林♪ その1

遅ればせながらですが…。
今年のGWは、わんこパラダイスに新しく出来た「犬と止まれるコテージ」で2泊3日過ごさせてもらった。
6人が泊まれる布団と食器や生活用品が備えられている。
そうは聞いていたのに、私達は「ほぼキャンプ装備」で出かけた。
置いていったのはテントだけ…みたいな感じ。
埼玉から寒梅さん、大阪からはジョナ家の参加もあるので、「足りないよりはいいでしょう」となんでもかんでも持って出かけたのだが、ホットプレートや電子レンジ、なべ釜も充分。
しかもアケチャンちの山荘から「徒歩10歩」。
これは実測したら80歩近くあったみたいだけど。
山荘には金太郎軍団とこなつ家が、コテージにはダイスケ一家、ジョナ家と寒梅さんが宿泊。
その数人間11人パグ10頭、虹の橋から14頭。
タイトルは「肉好き酒好き大集合! 初夏の高鷲は酒池パグ林♪」。
GWというだけでもワクワクするのに、楽しいパグ仲間と美味しいパーティー!

パーティー準備の前に、金太郎軍団が庭にテントを張り出した。
一度も広げたことがないので、「練習」だって。
しかし、なべっちは手際がよかった。
あれよあれよという間に形が出来る。
う~~~~ん…。
我が家が初めてテントを組み立てた時は、時間がかかって疲れ果ててたなぁ。
しかし、有加ちゃんは「練習」ではなく本当にテントで寝るという。
反対しましたとも!
「凍死するぞッ!」。
なぜ我が家がGWにキャンプをしなくなったのというと、夜の寒さに耐えられなかったから。
電気毛布を使って、ダウンジャケットのまま寝たのに歯の根が合わないくらい寒い年があったのよ。
それで去年はキャンプをやめて、紀伊半島一周の旅にしたのだ。
今年も山口県に旅行に行く予定だったが、「犬と泊まれるコテージ」の話を聞き、「コテージ、泊まる泊まる!」と旅行は6月に延期することにした。

話が出たのは、3月3日の雛祭りだった。
雛祭りは我が家に集まってもらったのだが、わたしは酔っ払ってしまい記憶があまりない…。
酔って何度も「キャンプ行こう~、コテージ泊まろ~」と有加ちゃんやちょびちゃんを誘っていたそうだ。
なんてこった…。

春の中部オフが済んでもお楽しみがある~♪とルンルンだったが、神様はそんなに甘くなかった。
アケチャンちのモネと、きんちゃんが亡くなったのだ。
モネは春のオフ会で15歳の特別表彰だった。
赤いちゃんちゃんこを着た画像を貰い、表彰状を書いた。
まるで寝ているような綺麗なお顔だった。
モネのお別れに行った帰り、体調のよくなかったきんちゃんのお見舞いに寄った。
もしかしたら春のオフ会は有加ちゃんお留守番になるね…と話しながら帰ってきたが、きんたは春のオフ会を待たずに逝ってしまった。
パグが亡くなってすぐのオフ会は辛い。
中部パグオフの大黒柱は金太郎軍団なのだ。
モネが亡くなったばかりのマ行家なのに、「きんたの存在は特別だから」ときんたのコーナーを作ってくれた。
ケイ画伯が書いてくれたきんたの似顔絵の大きな色紙に、参加された皆さんに寄せ書きをお願いした。
軍旗には喪章が付けられ、きんたの「特攻服」が飾られた。
絵夢もエルが残した「特攻服」を着て参加。
5着お揃いで作ってもらったのに、今自分の特攻服を着ているのは武蔵だけ。
「大型犬上等!」を背中にしょっていても、武蔵はやっぱり寂しそうだった。
軍団の総長がいないからね。
永遠も後ろ盾がいないからか、吠えながら遠征する回数が少なかった。

そんな寂しいオフ会を終え、私達は「高鷲へ!」を合言葉に盛り上がろうとした。
ふさいでいると、パグが心配するからね。
パグの飼い主だから、一番の関心事は「何を食べるか」。
その相談がまた楽しかった。
何を食べたか知りたいでしょ?

カテゴリー: ダイスケとエルとエムの日記 — daisuke 5:47 PM  コメント (8)

メッシュなのに2

つづきです。

還暦というのは、満60歳のイベントです。
「充分生きたので、これから子供に還りますよ~」というお祝い。
人生50年の時代のお祝いだから、現在のご長寿大国の日本ではハテナ?だよね。

でもわたしは26歳で死んでいたかもしれないので、還暦はちょっと嬉しい誕生日。
その前に8歳でも死にかけたけどね。

で、還暦には今までしたことのない髪の毛に挑戦したかった。
それが「赤のメッシュ」!
なのに…。
午前中絵夢の病院に行ったり、「オレオレ詐欺」から電話がかかってきたり忙しかった。
美容院に電話をしたら、3時からと言われ「お願いします」といったのだが、その時に「赤いメッシュ」ということは言わなかった。
赤いメッシュは、4時間かかるんだって…。
3時でしょ。
4時間だったら7時でしょ。
ダイスケの父を驚かそうと思ってるのに、7時はマズイ。
先生が「メッシュにするだけなら3時間でできるよ」と言う。
染めた髪を漂白剤で抜くだけだから。
このさい、ただのメッシュでいっかぁ?
赤くしたいなら、来月の誕生日にでも出来るし。

で、ふつーのメッシュを入れてもらいました。
でも初めてのことなので充分ウレシイッ♪
美容院に行ったことなど気がつかない夫。
でもこれは気がつくでしょう~。
先生が「気がつかなかったら、殴りに行く!」と言ってくれました。

そして、夫のご帰還。
当然絵夢のお腹の調子を聞きます。
ご飯食べた?おしっこでた?ウンチは?
ワタクシ、夫の目の前でメッシュがよく見えるように頭を差し出しました。

なのになのに!
夫が言った一言は!!

「お前、髪の毛ハゲてるぞ」だった。

せんせ~~~~い!
殴りに来てくださ~~~~いッ!

カテゴリー: ダイスケとエルとエムの日記 — daisuke 3:59 PM  コメント (8)

メッシュなのに

美容院へ行ってきた。
かねてより還暦のあかつきには、白髪を染めるのをやめようと思っていた。
めんどくさいからね。
でも母は「わたしが生きている間は、染めてほしい」と言う。
娘の白髪は見たくないと言うのだ。
そりゃ自分は美容院で染めてるからいいでしょうよ。
でもわたしは真冬なんか上半身バスタオル一枚で寒い思いをしながら染めたのに、後ろが上手に染まってなかったり悲しい思いをしているんだよ…。
そのことをダイスケの父に言ったら、「美容院で染めりゃいいじゃん」と言った。
美容院はお金がかかるのよ!
でも考えてみた。
家で染めてもお金はかかる。
時間も体力も精神力もかかる。
昼間にお風呂に入るから、お風呂のお湯ももったいない。
なにより、昼間にあられもない姿をして髪を染めているわたしの姿がおぞましい…。
しかも絨毯に液を垂らして新しい模様を作ってしまったり、タオルを汚したり。
悲惨だったのは、下から脱げると思っていたタンクトップが脱げなくてそのままお風呂に入ったこと。
そんなこんなを考えたら、美容院の毛染めはけして高額ではないのだ。
…と思う。
で、去年から毛染めもお願いしている。
楽だし綺麗だし、なんでもっと早くお願いしなかったのかと後悔。
今までシャンプーとカットだけの時は、2ヵ月に一度だった。
毛染めをするようになったら、1ヵ月に一度行くようになった。
歩いて3分だから、便利だしね。
実は美容院は苦手で、出来れば行きたくない場所だった。
シャンプーする時の、顔にかけられるガーゼがだめなのよ。
で、髪を染めるに当たって、「ガーゼかけないで」とお願いした。
今までずっと我慢してたの?と言われたが、この「ガーゼが苦手」な人は多いそうだ。
な~~~~んだ。
もっと早く言えばよかったよ。
因みに、「痒いところはありませんか?」ときかれても、あるとは言えないタイプ。
痒いところはないんだけど、あんまり力強くて(もっとやさしくして欲しい~)と思うことがあっても言えない。
そんなこんなの美容院で、わたしはあるリクエストをした。
「赤いメッシュを入れてくださいッ!」

でもね、この続きは長くなりそうなのでちょっとお休みね。

カテゴリー: ダイスケとエルとエムの日記 — daisuke 1:59 PM  コメント (2)

080-9272-6017

絵夢の病院から帰り、買い物に行き、身も心もぐったりしている時に電話が鳴った。
番号は「080-9272-6017」。
我が家は0120と0800は鳴らない設定にしている。
知らない携帯は「間違い電話」が多い。
少し耳の遠いおばあさんがよく間違い電話をかけてきて、何度「お間違えですよ」と言ってもぐいぐい会話をしてくるので、またその人かなぁと思いながら取った。
でも男の声。
「あのさぁ、もう会社からそっちに連絡あった?」
キタ~~~~~ッ!
「オレオレ詐欺」の電話は二回目だ。
わたしはだんまりを決め込んだ。
夫は「今度そういう電話があったら遊んでやれ」と言っていたが、もし「後輩」と称する人が家に来たら怖い。
「あれ?オレ分からない?」
「・・・」
「オレだよオレ」
「・・・」
「ヒロ!」

ヒロに心当たりはない。
あってもこれから先の話を聞くつもりはない。
従って、わたしはこう言って電話を切った。

「どちらへお掛けですか?ウチは今間に合ってます」。

カテゴリー: ダイスケとエルとエムの日記 — daisuke 7:37 PM  コメント (4)

あられもない

絵夢はお腹を上にして寝る。
特にこれから暑くなるとね。
あられもない格好だが、好きなのよ…。
なんだか無防備で安心しきった姿。
氷の入ったグラスなんか手に持った日にゃあ、グラスをお腹にくっつけたい欲望と戦わなければならない。
エルには一度やったことがある。
「もう!信じられないッ!!」という顔で、暫くは呼んでも来なかった。
エルのお腹はすべすべで、触りたくなっちゃうのよ。
絵夢にもやってみたい…。
でも私も大人だからそんなことは絶対しない。
 多分しないと思う。 しないんじゃないかな。
ま、ちょと覚悟をしておけ…って?

カテゴリー: ダイスケとエルとエムの日記 — daisuke 8:03 PM  コメント (6)

ラスク

小ざさと一緒にやってきた「ラスク」。
ガトーフェスタハラダの「チョコレートラスク」。
これはK子さんが一番好きなお菓子で、どんなに辛い事があっても、このラスクを食べると乗り越えられるんですという。
チョコーレートのラスクは涼しい季節しか販売していない。
また10月まで買えないからと送ってきてくれた。
「K子さんが辛い時、わたしがこのラスクを送るから」と言ったのに、一度も送っていない。
なぜなら「チョコレートラスクの季節が来ました~!」と彼女が送ってきてくれるから。

いいなぁと思う。
頑張れるお菓子があるなんて。
わたしは何を食べることを想像したら頑張れるだろう…。

やっぱり日本酒かなぁ。

カテゴリー: ダイスケとエルとエムの日記 — daisuke 7:44 PM  コメント (4)

「ワクチン」

絵夢が6種の混合ワクチンを打った。
当日はなんともなかったが、翌日食欲がなくお腹がキュルンキュルン鳴っている。
自分のご飯は勿論だが、私達が食べているものにも反応せず、ダイスケ達にお線香をあげる時の「お供え」にも無反応。
こじの娘だから、ちょっとのことでも「病人」になってしまい、「お母さん、アタシもう余命いくばくもありません…」くらいの演技をすることもある。
先日も後ろ足をあげてちょんちょん歩くので、肉球に魚の骨でも刺さったのではないかと心配した。
肉球に魚の骨が刺さるかもしれないという我が家の掃除事情にも問題はあるが、その日はたまたまその可能性もあったのよ。
ダイスケの父と確保し肉球を見たら、フードが一粒指の間に挟まっていた…。
そしワクチンを打った夜、尻尾が下がってうろうろと挙動不審な動きをしていたので、「副作用か?」と心配したが、お尻にセロテープの丸めたものがくっついていたのだ。
安心して寝たのに、今朝の様子はちょっと心配。
嘔吐もないし下痢もしていないから様子をみるが、明日も食べなきゃ病院だなぁ。

カテゴリー: ダイスケとエルとエムの日記 — daisuke 7:31 PM  コメント (2)

四十九日が過ぎ、ちびっこにきんちゃんのことを日記に書くお許しをいただいたので、きんちゃんのことを書きます。

金太郎軍団のリーダー、きんた。
愛称きんちゃんは、4月1日エイプリルフールに、12歳で虹の橋に行ってしまった。
ダイスケが健在だった頃からの友達で、エルの一番のライバルでありボーイフレンドだった金太郎君。
思い出がありすぎて、何を書けばいいか分からないくらい一緒に遊んだ。

最初に出会ったのは、エルのお母さんの飼い主さんの家だった。
まだエルは生まれていなかった。
きんたは武蔵という異母兄弟(生まれた日は数日武蔵より遅いんだけど、きんたの方が先住犬だからね)と暮らしていた。
武蔵が来る前に、ペットショップから一緒に迎えられた同胎の兄弟銀次郎君がいたのだが、銀ちゃんは病気でわずか二週間で虹の橋に行ってしまった。
武蔵は金ちゃん銀ちゃんとお母さんが一緒の兄弟犬。
そして銀ちゃんは虹の橋から武蔵の兄弟を見つけて、飼い主のなべっちと有加ちゃんに会わせたのだ。
それがGUNNともも。
それを「奇跡の出会い」と呼んでいるが、その場所に私とダイスケもいた。

その頃「友達100人できるかな?」を合言葉に、パグが御殿場のドギーパークに集まるという企画があり、きんちゃんとはその下見会にも参加した。
ダイスケと同じフォーンの男の子。
きんちゃんを見ていると、若い頃のダイスケを思い出した。
真っ黒な顔、はちきれそうな肢体。好奇心旺盛なまなざしはパグ好きにはたまらない。
きんちゃんは食いしん坊だった。
これもパグ好きにはたまらない。
人見知りも犬見知りもしないきんちゃんは、みんなの人気者だった。

オフ会も旅行も沢山行ったね。
エルが来てからは、ますますきんちゃんは我が家にとって特別な存在になった。
おやつの配給が始まると我さきにと飛んできて、二人はいつもベストポジションにいた。
気の強いエルが隣に陣取るきんちゃんにハウしても、きんちゃんは「そんなことしないで仲良くもらおうよ~」と平和だった。
最高の食いしん坊仲間。
家の前の河川敷でBBQをやったり、お誕生会を合同でしたり。
クリスマス会もしたよね。
忘れられない「ケンタッキーフライドチキン事件」

きんたの家で集まったクリスマス会に、ケンタッキーフライドチキンを持っていった。
パグでなくてもあの匂いにはくらくらする。
テーブルの真ん中に置いたフライドチキンを挟んで対峙していたきんたとエル。
そのうち、エルがきんたに怒り出した。
「あたしのフライドチキン、見るんじゃないわよ!減るでしょ!」
「減らないよ~。一緒に匂い嗅ごうよ~」
「ダメッ!この匂いもあたしのものよッ!」
「ちょっとだけだからさぁ~」
その後エルは、向かいのきんたのところまで走り、ハウをしたのでした…。
その夜お泊りだったので、寝ている私達のところを巡回にきたきんたが、布団の中で寝ていたエルを踏んでしまいました。
激しくハウされたことは言うまでもありません。

きんたも年齢を重ね、暑い日の苦手なパグになったけど、食いしん坊の能力は衰えず。
エルが食べられない病気になった時、お見舞いに来てくれたきんた。
もういろんなことに反応しなかったエルなのに、きんたに「最後のハウ」をした。
きんちゃんには申し訳ないけれど、エルにハウさせてくれてありがとうね…と思った。

エルが逝き、わたしはきんちゃんの専属おやつ係りになった。
きんちゃんの「おやつ頂戴!」のカリカリ攻撃は、痛いけど大好きだった。
そこには一緒にエルがいるような気がしたからね。

きんちゃん
きんちゃんがいなくてとっても寂しいよ。
でも虹の橋は賑やかで快適でしょ?
お供えが沢山あるから、エルもハウしないで分けてくれてるかな。
え? 分けてくれない?
そっかぁ。相変わらずなんだね。
おばちゃんがお供えする時は、「これはきんちゃんの分だから、エルは手を出しちゃだめよ」って言うからね。
でもきっとエルはこう言うだろうなぁ。
「あたし、手は出してないわよッ! 口出しただけ」ってね。

きんちゃん、そこからみんなを見ていてね。
今度あった時に土産話がいっぱい出来るよう、私たちはこっちで楽しいことを沢山して行くから。
パグ仲間の集まるところ、虹の橋の仲間も一緒!
きんちゃんと遊べた時間、宝物です。
ありがとうね。
これからもずっとずっと大好きだよッ! きんちゃんッ!!

きんちゃんにお別れをしにいった日は、悲しいくらいさくらの綺麗な日でした。

カテゴリー: ダイスケとエルとエムの日記 — daisuke 6:57 PM  コメント (4)

小ざさ

「小ざさ」と書いて「おざさ」と読む。
吉祥寺にある和菓子屋さんで、羊羹が有名だ。
このお店、並んでも買えないお店として有名。
おばあちゃんが一人で作っているので、数が作れない。
しかも人気があるから、ネットで高値で売れるのだ。
だからご近所のじいちゃんばあちゃんが早朝から並んで整理券をもらうので、並んでも買えないという。
そのじいちゃんばあちゃんたち、なんと!ネットで羊羹を売るのだよ…。いい小遣い稼ぎだそうです。
千葉の友達K子さんは、スイーツのグルメ。
是非食べたいものだと3回挑戦した。
市川駅始発で出かけて、5時半に行ったのに整理券が貰えなかった。
おととしの10月、市川で彼女に会うことがあり、その前日も挑戦してくれた。
でも羊羹は買えなくて、「もなか」を買ってきてくれた。
この最中なら希望の数だけ購入できるそうだ。
そして、5月20日!
羊羹GETできました~~~~♪
早速送ってくれて、私も感激。
以前は一人5本購入出来たのに、今回は3本限定だったとか。
この羊羹、すぐに食べると水羊羹のようにやわらかくてあっさりしているのに、日にちを置けば置くほど美味しくなるという。
でも硬くなったり濃厚になったりはしないのだとか。
K子さんは神棚に上げて、いつまで我慢できるか試してみるという。
我が家に神棚はないので、「パグの招き猫」の前に飾ることにした。
問題は羊羹に目のない夫。
おやつがふんだんにある時は手を付けないだろうが、なにも食べるものがない時に開けそうな気がする。
開けたら一気に食べないといけない。
どうせなら「佳き日」に開けたいではないか。
だから今は「待て」状態。
いつ「よし!」を出そうか検討中。
絵夢の気持ちが、分かるわ~。

カテゴリー: ダイスケとエルとエムの日記 — daisuke 8:52 AM  コメント (18)