福井晴敏。
ことの発端は、友達(と言っていいのか?)。
彼女は漫画家さんで、集英社の「世界の歴史10巻・ルイ14世とマリア=テレジア」を執筆している。
本屋さんで購入し、もっと読みたい絶対読みたい!とおねだりしたら、コミュケ用の冊子を送ってくれた。
読んだ…。
内容が把握できない…。
でも絵が綺麗だし、台詞がいい!
冊子のキーワードは「亡国のイージス」。
同時に、その漫画家さんと友達になったやすこちゃん(メアド交換してたから、友達だよね?)。
横井晴敏を知らない私に、「亡国のイージス」のDVD、本、さらにその他の「横井」作品も貸してくれました。
本を読み、DVDを見た後の冊子が面白いの何の!
これって、ちゃんと横井さんに読んでもらってるのかなぁ。
リスペクトしてる人なんだから、届けてるよね?
で、内容はともかく。
共感しました。
横井さんの仰りたいこと、分かります。
まったくもって、そのとおり。
だけど!
…とわたしは思います。
日本の平和がニセモノであること。
沖縄を犠牲にして、「し~らない」と言っている私達。
日本の歴史にもニュースにも挙がらないことは、あると思っています。
「ゆさぶり」と表現するのは間違っているかもしれないけど、この小説や映画を観た人たちが、少しでも「日本」を考えてくれたら素晴らしい。
わたしは、三島由紀夫が市ヶ谷に立てこもり割腹自殺をした時、高校3年生でした。
修学旅行に出発する朝の事件。
その前の年、私は私学の「読書感想コンクール」で特別賞を貰っていました。
作品は三島由紀夫の「午後の曳航」。
三島由紀夫が好きでした。
日本の「シェークスピア」だと思っていたのです。
先生達も私の「三島由紀夫好き」を知っているので、職員室に呼ばれテレビでニュースを見せられました。
九州への旅行でしたが、わたしは新聞に首っ引き。
修学旅行にはカメラマンが同行していました。
私が新聞を広げてない姿は、歩いている時と食事の時だけ。
好きな作家が「死ぬ」というだけでもショックなのに、檄を飛ばしての割腹自殺。
「作家だったら、ペンでクーデターを起こせよッ!」
日本の防衛のことは分かりません。
でもあの美しい日本語を書く人がいなくなった…ということは分かりました。
で、「亡国のイージス」。
小説と映画のギャップはあるけど、読んで良かったし観てもよかったというのが感想。
でも映画は、ちょっと勿体無かった。
本物を借りてるのに、その迫力がねぇ。
しかも小説を読んでいる人はともかく、不親切。
場所や名前のテロップもないもん。
映画を観たのは、本を読んでからだったから出演者の名前や相関を把握できたが、いきなり映画だけ観たらどうだったかなぁ。
きっと映画を観た後、消化不良で小説を読んだと思う。
横井さんも「恐るべし」だったが、「冬のソナタ」も恐るべしだった。
漫画の「蒼天航路(1~13巻)」も恐るべし。
SMAPのコンサートも恐るべしで、パソコンを開けない日が続いてしまった。
10日もメールをチェックしないと、こっちも恐るべし。
そして一番の「恐るべし」は、絵夢!
とうとう7㌔超えちゃった~~~!