おはぎどすぇ~
吃驚した。
昨日常連さんのSさんが、「これ、食べて」とビニールの袋に入ったモノをレジに置いた。
「え?」
「よかった。あんたがいなかったらどうしようと思ってたのよ」と仰る。
「おはぎなの」
袋をあけたら、デカイおはぎが2個。
ビニールの袋が和菓子屋さんのものだったので、「お裾分け」かと思ったら、「袋は違うの。私が作ったの」と言う。
どっひゃ~~~~ッ!
「頂いていいんですか?」
「食べてみて」
そして頂きました。
とっても美味しいおはぎ。
なんだかシアワセって、こういうことなんだよな…と。
実は私はこのお客さんが苦手でした。
ぐずぐずしてると怒られて、(こわいこわい)と思っていたのです。
でも月日が流れるうちに、Sさんの望むものは目を見ただけで差し出せるようになり、「あんたは賢いね~」と言ってもらえるようになりました。
そしてある日、Sさんがパグを飼っていることが分かり、一気に東西の壁が崩れさりました。
それからは来店が楽しみな常連さんの第1級に。
苦手と思っていた人を好きになったら、「好き」は倍増です。
わたしがコンビニの仕事が好きなのは、こんなことがあるから。
話は違いますが、今日は名古屋市の中学の卒業式でした。
冷たい雨。
体育館は冷えたでしょう。
お客様でも何人かいらっしゃいました。
巣立ちの春はせめて雨は降らないで欲しかったなぁ。
でも思い出には強く残るから、「中学の卒業式は凄い雨で寒かったね」というのを共有できます。
15の春。
自分のあの頃を思い出しました。
「死」と「生」について真剣に考えていたあの頃。
自分の死が怖かったのではなく、愛する人の死が怖くて、どのように死を受け入れればいいのかということを考えていました。
まだ誰も、自分の身近な人の死を経験しなかった頃です。
それから幾年、大事な人と沢山別れ、「死」は特別なことでもなければ怖いことでも不幸なことでもないと知るようになりました。
でも中学の頃、真剣に死ぬことを考えなかったら、今日もないんだろうなぁと思います。
15歳は不安定。
上手に乗り越えて欲しいです。
それには素敵な友達や先生に出会うこと。
いいなぁ。
もう一度やり直して今のこの場所に戻れるなら、経験してみたい15歳。
「死」ばかりを考えていた私が、40年経って頂いたおはぎに感激している。
人生って面白い!…ということを、若い子に伝えたいなぁ。
そうですね。2度とない15歳。
毎日毎日を大事に楽しく過ごしてもらいたいなと
卒業式の最中 大きくなった息子の後姿を眺めながら思っていました。合唱が、盛んな学校なので
卒業生は在校生に、合唱で送り出してもらうなど
素晴らしい式でした。
涙・・・ハンドタオル一枚分!!
こらえるの必死でした(笑)
直美さん
ご卒業おめでとうございます。
寒い卒業式になりましたね。
中学の卒業式は、高校の卒業式では味わえない感動があります。
昔なら「元服」。
大人の男姓として接してあげてくださいね。
子供→大人(中人?)への転換期。
故に、「性善説」→「性悪説」への転換期。
多感な年ごろ!!
でも、誰でも一度は通過する訳で・・・
「心の痛みのわかる」人間に成れるかどうかの分岐点でもあります!!
ところで、「東西の壁」はオーバーでは??
もう死語ですが・・・「元服」も アハハ
ナナコパパさん
思春期の短い期間で、人格が形成されますね。
昔は子供の成長に、親と学校、地域が大きな役割を担っていたとおもいますが、今「地域」に力がありません。
街には「こども100番」の看板が沢山掛かっていますが、そんな看板より悪いことをしている子供を見たら注意するとか、暗くなって遊んでいる子には「早くお家に帰りなさい」と声をかけるほうが大事。
ウチの子供達はご近所さんに育ててもらった気がします。
確かに「東西の壁」ほどの隔たりはありませんでしたね。
アハハ
主治医に言わせると・・・
家のナナコは、「オーバーアクション」だそうです
(謎)
ナナコパパ
じーっと我慢する子としない子の差は激しいですね~。
人間でもそうだもん。
エルは我慢強いタイプですが、絵夢はからっきしです。