損した? 得した?

今年の誕生日は日曜だった。
夫が「たまには外でご飯食べようか。お前は飲んでいいから」と珍しいことを言った。
外食嫌いの夫が、自分から言い出したのは多分結婚して2回目。
誕生日の外食は初めて。
「で、幾つになるの?」というので、「58!」ときっぱり答えた。
暫く黙っていた夫が、「57じゃないの?」という。
「今57なんだから、58になるのよ」と内心(歳もわからんのか…)とがっかりだった。
「違うよ。オレが今年61になったんだから、お前は57になるんじゃないか?」とまだ言っている。
わたしはこの1年、いろんな申込書やアンケートに「57歳」と書いてきた。
(な~にを言っておるのだ)と半分眠かったので、聞き流していたが、翌朝起きて「まっさん版おもしろ便利手帳」を見たら、昭和28年は今年57歳になると書いてあった。
まさしさんの手帳が間違っているはずはないから、わたしは今年57歳になるんだ…。
なんだか57歳を名乗った一年を返して欲しいような気がした。
それを夫に言ったら、「それって得したんじゃない?」という。
そうなのかなぁ…。

で、昨日は朝からサービス満点♪
エル絵夢の散歩に行く時、「カメラ忘れたでしょ?」と持って来てくれた。
実は置いてきたのだが(誕生日だから散歩じゃなくても画像はいっぱい撮れると思ったからね)、「ありがとう♪」と首から下げた。
このカメラのおかげで、紫陽花が撮れた。
まだ少し早いけど、初々しい紫陽花もなかなかいいもの。
散歩から帰ったら、昼食がてら買い物。
今日はお風呂の網戸を作ってもらうため、ホームセンターに木を買いに行った。
大規模修繕で汚くなった網戸を捨てたのだが、ないと不便。
お風呂の窓はいつも開けておきたいからね。
エイデンで、ブルーレイの「BD-RE」(何度も書き込めるヤツね)を10枚と、プリンターのインクを買ってもらった。
これがわたしのリクエストした「プレゼント」。
お昼はおいしいお蕎麦屋さんで「ぶっかけ」をご馳走になった。
冷たい蕎麦だが「ころ」とは違い、自分でたれと薬味をぶっかけ、最後はちゃんと「そば湯」も出てきて、美味しかった~。
その時、ニュースで東北地方で震度5というニュースを見た。
久し振りに大きな地震だ。
家に帰って、夫は網戸の作成。
夕食までお腹を空かせなければならないので、ちょっとお昼寝。
目が覚めたら網戸は完成していたが、(え~?)という感じ。
でも口にしたら、次に作る時機嫌よくやってくれないので、気になるところだけ直してもらって「いいじゃん!」と窓にはめてもらった。
ま、見えないところだからいいでしょ。
テレビで女子ゴルフの番組を見て、いよいよ食事に。

ワタクシ的には、池下の炭火焼きのお店なんかいいなぁと思った(そこならバスで行って帰りはタクシーですぐだから、一緒に飲めるし)が、なにしろつい最近行ったばかり。
夫が行こうと決めたのは、「浜木綿」という中華のお店だった。
二人でコースを頼んでもつまらないので、食べたいものを頼もうということになった。
コース料理って、食べたくないものが絶対に2品はあるのよね。
注文したのは、「生春巻き」「唐揚げ」「えび団子」「小籠包」「回鍋肉」「あんかけ葱ラーメン」「蟹とふわ湯葉のあんかけ鉄鍋飯」。
残念ながら完食できず、唐揚げはお持ち帰りに。
食事をしながら、「ラーメン」と「蕎麦」を除いて、二人で「外食しようと決めて外食した」のは何年前か…という話をした。
名古屋では覚えがない。
市川にいる時、一度だけ夫が六本木に連れて行ってくれた。
お洒落なビアハウス(トレンディードラマのロケ地だった)で飲んでから、焼き鳥やさんに行った。
でもそれは誕生日や結婚記念日ではない。
だから夫が「誕生日だから外食を」と言ったのは、初めて。
夫の外食嫌いは義父譲り。
義父は夫よりも外食が嫌いだった。
外食だけではなく旅行も嫌いで、連れ出すのが至難の業だったのが懐かしい。
わたしも嫌いな人を外へ連れ出すより、「外食したつもり」でちょっと豪華な食材で家で食べる方が好きだし、なにより家ならゆっくり飲める。
帰らなくていいからね。
外で食べるのは、友達と行けばいいと思えば、なにも頑張って夫を連れ出すことはないのだ。

浜木綿から帰ったら、「ケーキタイム!」
近所に出来たケーキ屋さんがビンゴだったので、そこで買ってきた。
帰ってきたらローソクがついてない。
「1」と「0」のローソクを購入したので、お店の人はそれを使うと思ったのかもしれない。
ま、いいけどね。
家にあった「音が出るローソク」を1本立てて、「ハッピーバースデイ」を歌おうと思ったが、無理ッ!
ケーキを見たエル絵夢が狂う狂う。
そそくさとケーキを切り、わたしは白ワインを。
夫はコーヒーで誕生日を締めくくりました。
損したような得したような57歳。
留年するって、こんな気分かな。
ワタクシ、今年は正真正銘の57歳を送らせていただきます。
新しい1年、毎日を丁寧に生きていこうと気持ちを新たにしました。

カテゴリー: ダイスケとエルとエムの日記 — daisuke 11:18 AM
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11件のコメント »
  1. お誕生日おめでとうございます!
    一年得しちゃいましたね!喜びましょう^^

    うちの主人も今年で42歳なのに・・去年42歳を名乗っていました。(犯人は私なのですが^-^;)
    厄払いも済ませてしまったしブーイングの嵐です。

    コメント by 直美 — 2010年6月14日 2:48 PM
  2. おめっとうさんでした・・・
    表題のクイズは・・・勿論「得した」でしょうね!!

    コメント by ナナコパパ — 2010年6月14日 4:57 PM
  3. 母さん、お誕生日おめでとうございます♪
    若返ったんだから、”ラッキー”だと思いますよ。
    素晴らしい一年になりますよう~に!
    母さん達が地震を感じた時、私達もちょうど娘達夫婦とランチしていました。
    ナナコを連れて、何度も行った思い出の播磨坂のイタリアンレストランで・・・、
    でも、地震の時、私はトイレに入っていて出てきたら皆が「地震だ」と言ったのに私は感じていなくて、「?」でした・・・(笑)

    コメント by ナナコママ — 2010年6月14日 5:13 PM
  4. ダイスケの母さん、ではなく篤子さん
    ☆☆☆お誕生日おめでとうございます。☆☆☆
    1歳若くなって、良かったですね~。
    今年も楽しく、笑って過ごせますようにお祈りします
    父さんの愛、感じますね~
    我が家は外食派から今は家ご飯派に変わりましたよ。
    家のほうがゆっくり食べて、寝られるから良いですね

    コメント by ジミーママ — 2010年6月14日 8:52 PM
  5. ダイスケの母さん

    お誕生日おめでとうございます。

    今年は誕生日プレートが普通で残念です。

    コメント by 越乃寒梅 — 2010年6月14日 10:18 PM
  6.   ☆お誕生日おめでとうございます☆

    ステキなお誕生日を過ごされた上
    1歳若返って 良いお誕生日でしたね!

    健康で充実した年となりますよう
    心から願っております。

    コメント by mikiko(もな母) — 2010年6月14日 11:04 PM
  7. 直美さん
    ご主人の厄年を変えちゃったのね。
    年々年の数には拘らなくなりました。
    100歳をすぎたおばあちゃんが、「大体100歳くらい」と答えていたのを、すてきだなぁと思いました。
    わたしも大体でいいです。

    ナナコパパ
    「得した」と思うことにします。
    でもちょっと拍子抜け。

    ナナコママ
    地震はこちらは影響ありませんでした。
    でも速報で流れると、知っている人のことが頭に浮かびます。
    気付かないくらいが、幸せですね。

    ジミーママさん
    そうなの!
    「帰らなくていい」が最高ですよね。
    それに家で食べれば、パグが喜ぶし。
    お留守番させてると、「早く帰らなきゃ」とか「なにしてるかしら」って気になるから。
    家が最高です♪

    寒梅さん
    今年は何かメモ用紙を渡されて、自分で書いていました。
    「さん」付け、いらなかったかも。

    mikikoさん
    ありがとうございます。
    パグと暮らす1年は、何年もの価値があると思う今日この頃です。
    新しい1年も、楽しいこと満載にしたいと思います♪

    コメント by daisuke — 2010年6月15日 10:09 AM
  8. すんません!
    すっかり忘れてました!!
    48歳おめでとうございます!!!

    コメント by jaja — 2010年6月15日 10:22 AM
  9. jajaさん
    これはこれは、大サービスありがとうございます。
    どうせ間違えるなら、10歳間違えちゃった方がお得だったね。
    昔「25歳過ぎたら同じだから」と言ったら、「それは違います!」ってメチャ怒られたよ。
    モリエミだったかなぁ。

    コメント by daisuke — 2010年6月15日 4:50 PM
  10. ダイスケ母さん、お誕生日おめでとうございます♪
    こうなったら永遠の57才はいかがでしょうか?笑
    ダイスケ父さんの意見よりまさしさんの手帳をあてにされるあたりが、さすがダイスケ母さんといったところでしょうか・・・
    いたれりつくせりのお誕生日を過ごされたようですね♪
    正真正銘の57才の一年、素敵な年になりますように!

    コメント by ゆきんこ — 2010年6月16日 4:26 PM
  11. ゆきんこさん
    それ、いいですね!
    永遠の57歳♪
    ワタクシの友人は、懸賞の応募の時には必ず「25歳」と書く人がいます。
    そう書かないと、当たらないとか。
    試写会やモニターに必要な年齢が25歳までだから。
    33歳のお嬢さんに、「お母さん、もう25って書くのやめたら」と言われています。

    コメント by daisuke — 2010年6月17日 9:13 AM
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