1ヵ月
去年の12月の今日、エルが逝きました。
目も濁り、呼吸をしているだけのエルの動画をいくつも撮っています。
朝夫が仕事に行く前に、「写真を撮って」と頼みエルを抱き上げました。
それが私とエルとの最後の写真。
その日は朝から何も口にせず、5回戻しました。
その1回には前日バクバク食べたジャーキーがそのまま。
私達が喜ぶので、食べる姿を見せてくれたのだと思いました。
最後に戻した時、抱き上げて出したものを拭いていたら、「ふっ」とエルの息が止まりました。
そっと布団に寝かせたら、おしっこが。
暖かい体なのに、呼吸をしていません。
呼び戻すつもりはなかったのに、何度も名前を呼びました。
あと40分待っていてくれたら、夫の腕の中で死ねたのに…と思いましたが、お父さんっ子だったエルは夫に号泣させたくなかったのでしょう。
予てからエルが死んだら「看護婦さん」の衣装を着せて送ろうと決めていたので、体を拭いた後ピンクの服を着せました。
葬儀は23日の祝日に行うことに。
夫が休めるので一緒に送りたいと思いました。
その夜はエルをはさんで寝ました。
22日は平日だというのに友達がお別れに来てくれて、にぎやかな通夜になりました。
23日、関東からもエルを可愛がってくれた方達が駆けつけてくれ、エルは沢山のお花に囲まれて旅立ちました。
看護婦さんが、ピンクの「天使の羽根」をつけて。
みんなでお骨を拾い、歯や爪、うんちも拾いました。
腸炎で逝った子なのに、ちゃんとした形あるうんち。
小さくなったエルの横に遺影を置いたら、「まるでエルが死んだみたい…」と思いました。
ダイスケが死んだ時、うまくその死を受け入れられませんでした。
ご飯を用意してしまったり、「散歩に行かなきゃ!」と夜中に飛び起きたり。
仕事をしていたので、平静を装おうと頑張っていました。
本当はずっと泣いていたかったのに。
一人になると、ダイスケのハーネスやリードに顔をうずめて泣いていました。
そんな私を慰めてくれたのは、エル。
エルがいてくれたおかげで、私達夫婦は悲しみを乗り越えられました。
一人っ子になったエルは本領発揮。
毎日私を忙しくさせてくれて、笑いの耐えない家にしてくれました。
エル
エルは本当に素晴らしい子。
エルほどのパグに、これから会えるとは思えません。
ちゃんと自分を持っている子でした。
エルがおばあちゃんになって、パグ界一の「イジワル婆さん」になるのを見たかったな。
エルに会いたい
電話で話を聞いたのですが、今でも実感がわかない状態です。
遊びにいった時に、ハウされて、元気に走り回っていたエルちゃんしか思い出せません。
時間ができたら、妻と二人で伺いますね。
seed君
エルを可愛がってくれてありがとう。
ハウしてごめんね。
seed君がお土産にくれたカンガルーのお人形、壊されそうだったから取り上げちゃったけど、心行くまで遊ばせてあげればよかったと思います。
2月7日が四十九日なので、それまでは家にいると思いますよ。
来てくれたら、絵夢も喜びます。