四十九日

早いもので、もう四十九日を迎えてしまった。
昨日は八百津の「御嵩屋」さんで買ってきた飛騨牛で焼肉。
エルに最初に焼いたお肉をお供えして、ワインを飲んだ。
ん?
四十九日って、お祝いじゃないんだけど…。
ま、いっかぁ。
命日は毎年くるけど、四十九日は一回だけだからね。
頂いたプリンの蝋燭に火を点けて、お線香を絶やさずエルのことをいっぱい思い出した。
エルが死んだ翌日頂いたお花が、まだ数本元気でいる。
枯れた花を抜いて、回りに花を足して飾っているが、花が丈夫なのか我が家が寒いのか。
ま、寒いんですけどね。

秋のオフ会で、エルにパグのお雛様を買ってあげた。
でも見せてやることもなく、エルはいってしまった。
エルのお母さんの飼い主さんが、エルのためにパン生地の粘土でパグのお雛様を作ってくれそれを毎年飾っていたのに、絵夢が食っちまった…。
その時、マッチ棒で出来てる5段飾りのお雛様と、6角形の箱に入った折り雛も破壊された。
計3組のお雛様がなくなり、いきなり寂しくなった我が家。
女の子が二人もいるんだから、お雛様は賑やかに飾りたい。
木や布ものは、絵夢の破壊対象になる。
だから今度のパグ雛は、陶器。
食えるものなら食ってみろ~という感じ。
人形の台の裏に、「2011.2.7 エル四十九日」とマジックで書いた。
来年、人形を出す時、エルの四十九日を思い出すかな…。

これからは、エルと過ごした「去年」を思い出しながら一年を暮らす。そして、絵夢と向かい合う。
エルがいなくなった寂しさで、ついつい絵夢を甘やかせてしまうが、それもいいと思う。
一度多頭飼いを経験したら、その楽しさは忘れられない。
1+1が3にも5にもなるのが、多頭飼い。
幸い絵夢には遊んでもらえる両親や兄弟、友達がいる。
時々遊んでもらって、パグだということを思い出してもらわなければ…。

今日から新しい日々が始まると思い、エルに恥ずかしくないよう毎日を重ねていこうと思う。
エルはダイスケと一緒に、虹の橋で私達を待っていてくれる。
エルに再会した時、「お母さん、情けねえ~」って言われたくないから。
エル達に持っていく「土産話」をいっぱい作らないとね。

カテゴリー: ダイスケとエルとエムの日記 — daisuke 2:01 PM
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2件のコメント »
  1. 時にはやっぱり翼があるのかしら?
    でも、時間論でいくと”時は流れない、沢山の今を積み上げていくものだ”そうですから、今その時を大事に生きていくように心がけましょう♪
    エルちゃん、四十九日過ぎても私達の思いは変わりません。

    母さん、我が家ではお正月の花が枯れたのを除きナナコパパが道端の花を足してまだお正月の花であり続けています・・・(笑)

    コメント by ナナコママ — 2011年2月10日 6:30 PM
  2. ナナコママ
    過ぎた時間はいいことだけを凝縮して記憶に残してくれる気がします。
    そして、エルが残したことは、闘病中の姿も「いいこと」。
    わたしもあんなふうに頑張るんだもん!と思わせてくれるから。
    お花がある部屋はいいですね。
    小さなお花一輪でも、和みます。

    コメント by daisuke — 2011年2月12日 9:30 AM
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