『ポニョ』『母べえ』鑑賞

土曜日は「母べえ」を観る日と決めていた。
午前中掃除や洗濯をすませ、テレビの前に。
「崖の上のポニョ」を観てから、正座して「母べえ」を観た。
わたしは山田洋次監督の映画が大好き。
小津安二郎監督亡きあと、映画で「古きよき日本」を描き続けてくれている。
吉永小百合の「佳代」がいい!
14歳と9歳の子を持つお母さんという設定は、多分30代。
それを無理なく演じているのが不思議に思えないから不思議。
壇れいの「久子おばさん」と、鶴瓶の「奈良のおじさん」もよかった。
もう少し二人の「戦後」がナレーションでなくビジュアルで表現されていたら、リアリティーがあったのに…と思う。
獄中の夫と交わされる手紙。
検閲で黒く塗りつぶされた読めない文字を読んでいる家族。
でもこの家族は文字でかかない手紙を、日に何通も何通もやり取りしているのだ。
「思う」ということはそういうことだと思う。
そこに絡んできた浅野忠信演じる「山ちゃん」が健気。
初めて登場する場面で、足がしびれひっくり返った時、靴下に穴がぽっかり開いていた。
夫が獄死し、形見分けに新品の靴下を山ちゃんに渡すのだが、その靴下を履いて「入営する」と告げる山崎。
そういう小さな仕掛けがいっぱいある映画なので、何度観ても「そうだったのか」と思えるのが楽しい。
というわけで、続けて二回観た。
最初は通して観たが、二回目はよく聞き取れない台詞などは巻き戻しをして確認しながら観た。
11時にテレビの前に座り、二回目を観終わったのが5時ちょっと前。
それからちゃんとした料理をするのは無理だったので、急遽「焼きそば」に決定。
肉と烏賊はフライパンで炒め、キャベツとピーマンも別に炒め、そこに肉と烏賊を戻して、味付けをする。
塩胡椒と、「ウエイファー」を少々。
麺はレンジでチンしてから、ホットプレートで炒める。
水を差して麺についている粉のソースを一袋だけ使う。
後は塩胡椒と、ウスターソース。
麺と調味料がよく混ざったら、そこにフライパンの肉や野菜を投入。
水分がある時は、片栗粉を少し使うが、昨日は上手くいった。
いつもは麺を中央に集めておいて、周りに牛乳で溶いた玉子を流し込むのだが、昨日は玉子はいいというのでパス。
玉子を入れると、一呼吸待たなければならない。
きっとお腹が空いていたのだろう。
夫は「今日の焼きソバは美味しい!」と言ってくれた。
夫は麺類は「細い」のが好き。
好みの細さだったようだ。
これは火曜特売で買った「3人前98円」の焼きソバ。
家から一歩も出なかったしお金も使わなかったのに、満足度の高い一日でした。
「母べえ」はまた時間をおいて観たい映画です。

カテゴリー: ダイスケとエルとエムの日記 — daisuke 4:52 PM
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2件のコメント »
  1. おはようございます!
    ダイスケ母さんのブログに、やっとたどり着きました。
    私もポニョ見てました。愛くるしい無邪気なポニョ・・。可愛かったです。

    それにしても、やきそば美味しそう。
    ダイスケ父さんの笑顔が目に浮かびます^-^

    コメント by 直美 — 2010年2月8日 6:26 AM
  2. おはようございます。
    HPのサーバーが事故って、アクセスできなかったんだけど、このブログを作ってもらって日記を書かせてもらっています。

    ポニョ、可愛かった~。
    ファンタジーって、いいねぇ。
    なんでも可能なんだもん。
    「人形姫」がモチーフなんだけど、海の底のヘドロやゴミが悲しかったね。

    コメント by daisuke — 2010年2月8日 9:27 AM
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